ブルーレイディスクの仕組み

ブルーレイディスクとは

直径12cmのディスク

CDやDVDと同じ、この限られたサイズに、できるだけ効率的に大量の情報を詰め込むためには、CDやDVDとは異なる新しい技術の開発が必要でした。

 

ポイントは大きく分けて3つあります。

 

(1)  青色*レーザー光
   *ブルーレイで使用するレーザーの色は、青紫色とも表現されますが、ここでは青色と表現します。
(2)  開口数(NA)の大きな対物レンズ
(3)  0.1mmのディスクの透明保護層(カバー層)

 


出典:パナソニックのブルーレイ総合サイト http://panasonic.co.jp/blu-ray/

 

(1)青色レーザー光

ディスクに情報を記録・再生するにはレーザー光を使います。CD、DVD、ブルーレイディスクでは、実はそれぞれ、使用するレーザーの種類(波長)が違うのです。

ここで、それぞれのディスクの記録面を拡大して見比べてみましょう。

ブルーレイディスクは、信号が記録されるトラックピッチ(間隔)が狭く、黒い楕円部分、記録されたピット(情報)が小さく凝縮されているのがわかります。つまり、これだけの高密度で情報を記録することが可能です。

 

 

(2)開口数(NA)の大きな対象物レンズ

写真の上に、それぞれ、青、赤、黄の円が描かれていますが、 実はこれが、ディスク上に絞り込まれた「レーザー光」のスポットの大きさを表しています。

「青色レーザー光」はもともと赤色レーザー光よりも波長が短く、ディスク上でのスポットは小さくなります。これに開口数(NA。Numerical Apertureの略。レンズの集束能力のこと) の大きな対物レンズが組み合わさることで、ディスク上でさらに小さなスポットに絞り込むことができます。

 

(3)0.1mmのディクスの透明保護層(カバー層)

ディスクの記録面には、キズやホコリから守るため保護膜(=カバー層)を施してあります。
ディスク表面と信号の記録面との距離(カバー層の厚み)は、DVDの約0.6mmに対してブルーレイディスクでは0.1mmと薄くなっています。

 

光ディスクはプラスティック製なので、一定の反りが生じます。この反りにより、レーザー光のディスクへの入射角に変化が起こり、絞られるスポットが歪んでしまい、安定した記録・再生ができなくなります。ブルーレイディスクでは、より小さなスポットを得るためNAを大きくしました。
ところが一方で、レンズのNAが大きいほど、ディスクの反りに対してスポットの歪みが大きくなります。この歪みを解決するには、カバー層をより薄くする必要があったのです。

 

 

これら各々の値は、実用的なレーザー、光ピックアップ、ディスクを実現する上で究極的なものといえます。このような究極的な組み合わせを実現すべく、光ディスク技術者の総力を結集し、今後、永く続くフォーマットとして創られたのが、ブルーレイディスクです。

ブルーレイディスクとは

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