10月2日、ジャニーズ事務所による2回目の会見で明らかになったNGリスト。
9月30日に行われた1回目の記者会見で1人1質問のルールを破った独走記者らを指名しないように指示されたリストですね。
このNGリストを作ったのはジャニーズ事務所のPR会社の「FTIコンサルティング」でしたが、今回、その作者が明らかになりました。
「野尻明裕」
いったいどんな方のでしょうか。
この記事はそんな野尻明裕氏について深く探っていきます。
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野尻明裕がジャニーズNGリストの作者!?
この方が野尻明裕氏です。
報道した週刊文春によると
「今回のジャニーズの会見運営を取りまとめているのは、FTIの野尻明裕氏です。会議の場で野尻氏は自信満々にこのリストについて説明したと聞いています」
週刊文春2023.10.6
野尻明裕氏は今回のPR会社である米系企業「FTIコンサルティング」のメンバーで、
肩書はFTIの「ストラテジック・コミュニケーションズ」日本チームのシニア・マネージング・ディレクター。
何だかできそうな役職名ですよね~
なんでもこの「FTIコンサルティング」に移籍してくる前は、自分でPR会社を経営していたそうです。
野尻明裕はジャニーズNGリストの作者というより管理監督者
週刊文春の取材によると、この野尻明裕氏、直接書いたわけではない、が関わったのは確か、という何とも歯切れの悪い回答でした。
――リストは野尻氏が作成したのか。
「(事実とは)異なります。ただし、野尻には当然、管理監督責任があると認識しております。大変申し訳ございません」
週刊文春2023.10.6
つまり、直接作ったわけではないけど、部下が作ったから、その責任は野尻明裕氏ある、ということですよね。
さらに、野尻明裕氏は週刊文春のインタビューの中で
――リストは野尻さんが作ったのではないとすると、どういう経緯で作成を?
「私自身が作ったかというと、私ではないということではありますけれども」
――それは物理的な資料の打ち込みが自分ではなかったという意味?
「勿論、打ち込みは私ではないですし、もう、なんていうか本当、現場での話なんで、そういう中でウチの社員が作ってたということですのでね……。
「ただそれも含めて私の管理監督責任でございますので」
――ではリストの発案者は誰か?
「発案したのは誰か……それは弊社の人間ということで、私ではないですけれども。」
なんか、この手の質問に答えなれている感じですね。
野尻明裕は危機管理のスペシャリストでジャニーズにかかわった
それもそのはず、この野尻明裕氏。こんな窮地に立った危機管理のスペシャリストなんです。
野尻明裕氏が以前経営した会社では、
危機管理コミュニケーションを一つの専門分野とし、例えば企業が危機に陥ってしまった、あるいは危機になりかけているときに、その危機を乗り越えていくためのお手伝いをさせて頂いております。
MARROnline2020.8
と、危機管理を専門に起業コンサルティングを行っていました。
野尻明裕は記者会見の危機回避のためにジャニーズに雇われた
ということは、今回藤島ジュリー景子前社長や東山紀之社長、井ノ原快彦副社長に、記者会見でジャニーズ事務所を守るために雇われた、ということになりますね。
これが、この記者会見が「やらせ、茶番」と言われた背景でした。
では、早速この野尻明裕氏について探っていきましょう。
野尻明裕氏は東大卒・ハーバード卒の高学歴
この野尻明裕氏ですが、学歴が凄いんです!
- 桐朋高等学校卒
- 東京大学法学部卒業(1991年)
- ハーバード大学ロースクール留学(1993年)
いや~、名門進学校の桐朋学校出身なんて東大一直線の学歴ですね。それも東大で一番難しいと言われている法学部卒。
しかも、その後アメリカの最難関ロースクール(法科大学)であるハーバード大学の留学して学位を取得しています。
次は経歴を見ていきましょう。
野尻明裕氏の経歴は超エリート弁護士
では、東大を卒業後に輝かしい経歴を見ていきましょう。
- 東大卒業後、大蔵省(現在の財務省)に入省(1991年)
- ハーバード留学後に、ニューヨーク総領事館に勤務
- ニューヨーク州の弁護士資格を取得
- 再び財務省に勤務(2000年)
大蔵省では、同期の中でも1.2位を争う昇格スピードで一気に課長補佐まで昇進。
」2003年に財務省を依願退職した後には
- (株)ニッシンに入社(2003年)
- フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社入社(2009年)
- ボックスグローバル・ジャパン株式会社を設立(2010年)
と輝かしい経歴が続き、ニッシンに入社した時には若手官僚が民間企業に下ったとニュースになるほどでした。
そして現在の「FTIコンサルティング」に至ります。
こんな超エリート、しかも弁護士資格をもっている人っているんですね。
さて、いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。